tomomi.monma



2009.10.12 08:31:55

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カロリンスカでの実習は、私が考えていたより盛りだくさんのとても充実したものになりました。いつもどの実習先でも思うのは、本当にな~んて太っ腹なんだろうということです。私は日本の看護師資格しか持っていませんが、与薬でも採血でも静脈注射でも夜勤でも、やりたければ何でもやらせてもらえます。時には看護記録も書かせてくれようしますが、私にスウェーデン語で看護記録を書かせたら何時間かかるかわかりませんよ!というわけで、それはお断りします。

太っ腹なのはスタッフだけではありません。患者さんやその家族も同様で、アナムネや看護・介護計画、検査の場面にも快く参加させて頂きました。私が実習を始めて最初に入院してきた患者さんはスペイン語しか話せず、アナムネを取るのにスウェーデン語とスペイン語が飛び交っていたり、患者さんの家族がアイルランドに住んでいるため、医師、看護師、コミューンのニーズ査定員、患者本人が電話を囲んで介護プランを立てたり、ご夫婦で入院された患者さんが同じベッドで仲良く寝ていたり、看護師や理学療法士の腕にどでかいタトゥーが入っていたりと、ちょっと驚くようなこともありましたがとても貴重な体験になりました。

実習の後半は実習病棟・外来だけでなく、同じ老年科の隣の病棟や遺伝の研究をしている研究室、認知機能に問題があると思われる人に対して運転免許の更新の審査を行っている部門などにもお邪魔させて頂きました。正直なところ、本当に邪魔してるだけなんじゃないか?と思えたりもしましたが、とても興味深く見学させて頂きました。ありがとうございました:)

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  2009年10月
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2009.10.12 02:31:21

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あっという間に4週間のカロリンスカでの実習も終わってしまいました。実習2週目に、市町村と県の医療・福祉に従事する職員を対象とした、認知症がテーマの勉強会に参加することができました。事前登録制になっていたので、私ってば職員じゃないし、いきなり行って入れるものかと多少心配していましたが、そこはやっぱりスウェーデン。何を確認されることもなく、Välkomna!( ようこそ)と迎えられたのでした。

内容は、『ライフスタイルに関わる危険因子とアルツハイマーの予防』、『認知症と薬物療法』、『認知症のフォーマル・ケアとインフォーマル・ケア』、『認知症の人に対する技術の可能性と弊害』、『動作からみる認知症』、『社会心理的因子の認知症への影響』、『人生に大切なダンス』と幅広く、充実した1日でした。ただ、薬物療法のレセプターがどうだこうだといった話になってくると、もう私の理解力ではついて行けず、何を言ってるのか推測するしかありませんでしたが・・・。

そんな中で、私が特に興味深い!と思ったのは、『認知症のフォーマル・ケアとインフォーマル・ケア』についてのセミナーです。私はこの10ヵ月の間に、高齢者特別住宅(グループホーム、ナーシングホーム)、デイケア、ホームヘルプサービス、病院等、いろいろなところで実習をしてきましたが、実習を重ねるごとに、スウェーデンでのインフォーマルケアの重要性を実感するようになりました。認知症の人を支える家族を社会がどのように支援していくかは、高福祉の国といわれるスウェーデンにおいても重要なテーマです。

そしてユニークだったのがダンスセラピーです。コンセプトは音楽療法と共通のものがあると思いますが、ダンスセラピーの話を聞くのは初めてだったので新鮮でした。

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  2009年10月
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2009.10.11 22:36:20

もうすっかり秋だなぁ、なんて思っていたら、10月に入ってストックホルムは一気に寒くなってしまいました。朝には芝生一面に霜が降りていて、これってもう冬なんじゃ・・・と疑ってみたり。マフラーと手袋なしには通勤できません。待ち行く人々の格好も厚着になり、季節の移り変わりを感じる今日この頃です。

さて、そんな中でも、今日も街を歩くとたくさんの高齢者を目にします。歩行器の人も、杖の人も、車椅子の人も様々ですが、それがストックホルムの毎日の風景です。石畳の上を歩行器を押しながら歩く人や、買い物帰りに歩行器を使ってゆっくりゆっくり坂道を登っていく人、しっかりと厚着をして冷たい空気の中を車椅子で散歩している人たちを見かけると、なんとも言い難い逞しさや力強さを感じます。もうすぐ私のスウェーデン生活も終わりを迎えますが、私がここで出会った人たち誰もが、そんな逞しさや力強さをもっていたように思います。

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  2009年10月
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2009.09.25 04:54:31

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ストックホルムはすっかり秋です。先週末はとても天気が良かったので、いつもの通勤電車で終着駅Söderteljaまで行ってみました。

一応、野外博物館があるということだったので、そこを目的地にしてみたんですが、これがどこにあるのかなかなか見つからず、森の中をウロウロと歩き回ってしまいました。でもこのウロウロがとても気持ちいいんですね♪ スウェーデンの人たちは森がとても好きなようで、森の中をジョギングしたり歩いたりしています。もちろん高齢者も例外ではありません。この日も私の前を行くご夫婦(?)を発見。でも、なんだかこの2人様子がおかしい・・・。最初は一緒に歩いていたのに、そのうちにどんどん2人の距離が開いていきます。あれあれ?と思いながら追い越し際に声を掛けてみると、2人とも笑顔で返事を返してくれました。ほどなく2人は一緒に座って休憩していたので、まぁ何でもなかったのかなと思いつつ立ち去る私に届いた旦那さんの大声。「なんてひどい森だ!」

どうやら、奥さんに誘われて森に散歩に出てはみたものの、旦那さんは途中で疲れてしまったようでした。そして、ご機嫌斜めの旦那さんを置いて奥さんは先に行ってしまい、旦那さんのご機嫌はさらに斜めに、ということのようでした。まぁ、そんなこともあるでしょう。休憩して旦那さんのご機嫌が直ったことを祈ります。

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  2009年09月
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2009.09.19 06:45:32

KS011

ソフィアはスタッフルームで身を震わせ、今にも泣き出しそうです。ソフィアの話を聞いた他のスタッフも眉をひそめています。こんな時頼りになるのは、亀の甲より年の劫?やっぱりちょっと年配の看護師です。国境は越えてもそれは変わらないんだなぁ~なんて私が感心している間に、颯爽とブリッタさんのところに駆けつけると、薬を入れるプラスチックのケースに例の虫を捕獲し一言。
「あ、これシラミだわ。」
それを聞いてソフィアは、「なんだか体が痒くなってきた」とさらにパニック気味。まぁ、何はともあれ謎の虫の正体は判明しました。子供がシラミ症になったことがあるというスタッフが、そのエキスパートぶりを発揮し、対処の仕方を皆に教えます。スタッフが病院内の薬局に専用の薬と櫛を買いに走り、事態は一先ず収束の方向へ。ただひとつ、謎はまだ解けていません。このシラミたち、一体いつどこからやって来たのか?実は私も、この前々日にブリッタさんのシャワー浴介助をしていました。その時、頭に虫はいなかったけど・・・卵??? 結局この時点での最有力容疑者はブリッタさんのベッドということになり、病院のベッドでそれってヤバくないですか??ってなあたしの心配をよそに、皆落ち着きを取り戻していったのでした。そして、当事者であるブリッタさんも、旦那様と一緒に外泊のためにお家へと帰っていったのでした。ちなみにこの旦那様に事態を説明したところ、「あ、大丈夫です。私、髪ないんで。」という名言を残していきました。

あれから数日。ブリッタさんの旦那さんは、今日も専用の櫛でブリッタさんの髪を梳かしています。そして今週末も外泊へ。シラミたちの出所も解りました。どうやら、ブリッタさんはお孫さんからシラミがうつってしまったらしいのです。そして、旦那様はやっぱり大丈夫だったと。ベッドの容疑も晴れ、病棟にはまた穏やかな日々が戻ってきました。

 


  2009年09月
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