知的障害者のためのデイアクティビティーセンター
通常の仕事に就業するには困難な障害をもつ方のためのセンター。すべてのアクティビティにわたる総合的目標は、『職を得て自立するチャンスを増やすこと』である。もちろん、これはすべての利用者にとって可能というわけではないかもしれないが、その場合はアクティビティの目標は『その個人に日常生活において、意味深い活動を与えること』となる。このタイプの施設におけるアクティビティは、様々な種類の製品作りもしくはハビリテーション活動に焦点が置かれる。
アクティビティの例:手工芸、アートワーク、手工芸品や中古品販売のショップ運営、音楽活動、スヌーズレン(視覚・触覚などの五感を刺激することで深いリラックスに導きやすくするための部屋)
通常このタイプのセンターの利用者は、障害者年金を受け取っているが、センターのアクティビティに参加した日数によって少額のお金を受け取っている。
知的障害者のためのグループホーム
ひとりで生活していくことが難しい知的障害者のための施設。施設にはケアスタッフが24時間体制で常駐している。ひとつのグループホームは5つの個室と共同で使用することができるリビングルーム、キッチンからなっている。個室の広さは約40㎡で、単独のバスルーム、キッチン、ベッドルームが備え付けられている。
ハビリテーションセンター
障害を持つ人が社会参加でき、できる限り自立して暮らせるように支援するためのセンター。このタイプのセンターでは、様々な種類の個別トレーニングが実施されている。
スタッフ:理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語療法士、特別教師、心理士
学習・支援項目:言語発達、社会関係、心理的発達、運動能力、コミュニケーション、他者と遊ぶ能力、日常活動の実行、社会活動への参加
その他のサービス:治療、 福祉用具の処方、在宅適応のためのアドバイス、本人の障害に関する特別な情報、心理士やソーシャルワーカーとの相談
利用者:知的障害者、身体障害者、自閉症、重度の精神障害者、聴覚障害者、視覚障害者、視聴覚障害者、盲ろう者、事故等による脳損傷者 等
パーソナルアシスタンス
週20時間以上のサポートを必要とする重度の障害者は、パーソナルアシスタンスサービスを利用することができる。パーソナルアシスタントの人選は利用者自身が行う。アシスタントの目的は、本人ができる限り自立できるようにすることである。24時間体制でパーソナルアシスタントを利用している人もいる。
サムハル社会事業団(SAMHALL)
1980年に創立されたスウェーデン王国が所有する政府直営の企業で、職に就く上でハンディのある人々に対し、意義のある、職業として雇用の機会を提供することを経営コンセプトにしている。スウェーデン全国の250か所に22,000人の従業員を擁するスウェーデンで最も大きい企業グループのひとつ。雇用者の約9割が何らかの障害を持っており、空きのある仕事をあてはめるのでなく、できるだけ本人の希望に沿うような仕事を発掘するべく努めている。事業内容は多岐にわたり、工場勤務、組み立てや荷詰め、倉庫保管と物流、清掃事業、レストラン運営などがある。 |