スウェーデンの民主主義教育「子ども選挙」とは?



保育園から「投票」を体験。スウェーデンの子どもたちと民主主義
9月13日に総選挙を迎えるスウェーデン。若者の投票率が高い国としても知られています。
その理由のひとつは早い段階で民主主義や投票について学ぶ機会があることかもしれません。その例をいくつかご紹介します。
ストックホルムの小学校では
先週金曜日、ストックホルムのある小学校の1年生のクラスで「子ども選挙」が行われました。
テーマの一つは、「家庭で一番大切なものは?」子どもたちには、こんな選択肢が用意されました。
- おなかいっぱい食べられること
- どんな天気でも大丈夫な服を持っていること
- 家族と過ごす時間
- ひとりになれる時間があること
- 家庭内のルールを決めるときに自分も関われること
子どもたちは自分で考え、投票所へ。きちんと用意された投票ブースに入り、自分の一票を投じました。そして月曜日には、みんなで投票結果を確認しました。
「考える→ 選ぶ→ 投票する→ 結果を見る」本物の選挙と同じように、一連の流れを実際に体験します。

マルメの図書館では
マルメの図書館では、4〜12歳を対象にした「子ども選挙」が行われています。こちらで投票するのは政治家ではなく、10の人気児童書キャラクターです。
ここでは、民主主義を体験するだけでなく、読書への興味を育てることも目的としています。
SVTのニュースでは、5歳のイーリスが実際に投票する様子が紹介されています。投票を終えたイーリスは、
「投票するのが楽しかった。自分でできるなんて、すごくかっこいいと思った」と話しています。

民主主義は18歳になった日に突然始まるものではない
学校では「自分にとって大切なもの」を考えて一票を投じ、図書館では大好きな本のキャラクターを選んで一票を投じる。
テーマは違っても、共通しているのは、
自分で考える。
自分で選ぶ。
自分の意思を表す。
そして、「自分の考えも大切にされる」と知ること。
子どもたちに選挙の仕組みを教えることだけが目的ではありません。自分で考え、選び、自分の声を届ける。民主主義は、投票できる年齢になるずっと前から、子どもたちの身近なところにあります。
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参照:
Barnens val förenar demokrati och läslust (Malmö stad)

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